【約27万件のストレスチェックデータから、はたらく人のストレスを悪化させる要因を分析】テレワークなど新しい働き方に適応するために必要な取り組みとは (4/9ページ)

バリュープレス




[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMxODI0MiMzMTYzODYjMTgyNDJfQVdldmpEVmVlSC5qcGc.jpg ]
【図4】心理的ストレス反応改善群と悪化群で有意な差が見られた職場環境尺度

テレワークなど互いの働きぶりが見えにくい環境において上記の項目を改善することで、はたらく人の心理的ストレス反応を軽減する効果が期待できます。
例えばテレワークでは、コミュニケーション頻度が低下することで会社の行く末や自身の評価への不安が高まるという声をしばしば聞きます。そのような中で、各自の価値観や裁量、建設的な挑戦を認めながら変化に対応しようとしたり、変化の中でも公正な態度で業務を評価する職場では、会社の行く末や評価への不安は軽減され、心理的ストレス反応が生じにくくなると考えられます(図5)。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMxODI0MiMzMTYzODYjMTgyNDJfbUdVbEFyYWlIeC5qcGc.jpg ]
【図5】心理的ストレスの少ない職場づくりのポイント

テレワークの悪影響を軽減するわけ
それでは、なぜこのような姿勢によってテレワークなど業務状況が見えにくい働き方への悪影響が軽減されるのでしょうか。

この結果は、心理学における期待理論の考え方で説明できます。
「【約27万件のストレスチェックデータから、はたらく人のストレスを悪化させる要因を分析】テレワークなど新しい働き方に適応するために必要な取り組みとは」のページです。デイリーニュースオンラインは、ピースマインドはたらくをよくするストレスチェックテレワークネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る