同じ両親から生まれた兄弟姉妹が遺伝子の半分を共有しているとは限らない (2/4ページ)
それは「乗換え」や「交叉」と呼ばれるプロセスで、2本1組の染色体がバラバラになるとき、その一部が入れ替わっているのである。
その結果として、個々の卵子と精子はどれも独自の遺伝子の組み合わせを持つことになる。
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遺伝子の交叉が起きる結果、精子や卵子はそれぞれ独自の遺伝子の組み合わせを持つ / photo by iStock・どのように受け継ぐ遺伝子は決められているのか?
こうしたプロセスについて、スタンフォード大学博士課程の遺伝学者が述べたものとして、遺伝子をコインに例えて説明している。
コインには表と裏がある。ピンッと弾けば、50%確率で表か裏が出る。私たちが受け継ぐ遺伝子も、そんなふうにコイントスで決められるようなものだ。
人体には約2万5000個の遺伝子がある。だから、子供がどの遺伝子を受け継ぐのか、2万5000回コイントスをする。
表と裏が出る確率はそれぞれ50%ずつなので、兄弟姉妹はおおよそ50%の遺伝子を共有している。
だが、完全に半々ではない。あなたのコイントスは、表が1万2600回、裏が1万2400回出たかもしれないが、兄弟は表が1万2550回、裏が1万2450回出たかもしれない。
50%に近いが完全ではない。それでも平均すれば半分は同じだ。