同じ両親から生まれた兄弟姉妹が遺伝子の半分を共有しているとは限らない (1/4ページ)

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同じ両親から生まれた兄弟姉妹が遺伝子の半分を共有しているとは限らない
同じ両親から生まれた兄弟姉妹が遺伝子の半分を共有しているとは限らない

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 「同じ両親から生まれた兄弟や姉妹は遺伝子の半分が同じ」という話を聞いたことはないだろうか?

 私たちは母親と父親からそれぞれ半分ずつ遺伝子を受け継いでいる。だから両親が同じなら、子供たちの体の遺伝子は50%が同じになる、という理論だ。

 だが実はこれ、あまり正確な話ではない。50%というのはあくまで平均値のことだ。もしかしたら、あなたと兄弟姉妹は60%の遺伝子を共有しているかもだし、40%だけかもしれないという。

・遺伝子の共有率が50%でない理由
 まずは私たちが親から受け継ぐ遺伝子についてざっと説明しよう。

 人間の体には、およそ2万個から2万5000個の「遺伝子」がある。これらの遺伝子は23対、つまり合計46本の「染色体」にまとめられ、細胞核の中にしまわれている。

 だが父親と母親が子供に渡す染色体は、それぞれ23本ずつだけだ。

 なぜなら両親の細胞から精子と卵子が作られるとき、そこに渡される染色体が各ペアから1本ずつランダムに選ばれるからだ。このプロセスを「減数分裂」という。

 首尾よく卵子と精子が出会えば子供ができる。このとき、それぞれが23本染色体を持っているので、生まれてくる子供には合計46本の染色体が渡されることになる。

 つまり、子供は2本1組の染色体ペアから2分の1の確率で選ばれた染色体を1本ずつもらうので、平均すると兄弟姉妹は遺伝子の50%が共通しているということになる。

 ところが、この数字をかき乱すまた別の要素がある。減数分裂では、また別のプロセスが起きているのだ。
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