「どうする家康」信長を殺し、天下を獲る!?第26回放送「ぶらり富士遊覧」振り返り (9/12ページ)

Japaaan

四月十日 信長公 東国之儀被仰付甲府ヲ被成御立爰ニ笛吹川とて善光寺より流出る川有橋を懸置かち人渡し申馬共乗こさせられうば口尓至而御陣取  家康公御念被入路次通鉄砲長竹木を皆道ひろひろと作左右尓ひしと無透間警固を被置石を退水をそゝき御陣屋丈夫ニ御普請申ニ付二重三重尓柵を付置其上諸卒之木屋木屋千間尓余御先々御泊御々御屋形之四方ニ作置諸士之間叶朝夕之儀下々悉被申付 信長公奇特と被成御感候いキ

四月十一日 払暁尓うば口より女坂高山被成御上谷合尓 御茶屋御厩結構尓構而一献進上申さるゝかしハ坂是又高山尓て茂りたる事大形ならす左右之大木を伏られ道を作石を退させ山々嶺々無透間御警固を被置かしハ坂之峠尓御茶屋美々敷立置一献進上候也 其日ハもとす尓至て被移御陣もとす尓も 御座所結構ニ輝計ニ相構二重三重尓柵を付させ其上諸士之木屋木屋千間尓余り 御殿之四方尓作置上下之御ま可なひ被仰付御肝煎無是非非次第也

四月十二日 もとすを未明尓出させられ寒じたる事冬之最中之如く也富士の根かたかみのか原井手野尓て御小姓衆何れもみたり尓御馬をせめさせられ御くるひなされ富士山御覧候處高山尓雪積而白雲之如く也誠希有之名山也同根かたの人穴御見物爰尓御茶屋立置一献進上申さるゝ大宮之社人社僧罷出道の掃除申付御禮被申上昔 頼朝かりくちの屋形立られしかみ井手之丸山有西之山尓白糸之瀧名所有此表くハしく被成御尋うき島か原ニ而御馬暫めさせられ大宮尓至て被移御座候いキ 今度北條氏政為御手合出勢候て高国寺かちやうめん尓北條馬を立後走之人数を出し中道通駿河路を相働身方地大宮諸伽藍を初とし而もとす迄悉放火候大宮ハ要害可然尓付て社内尓御座所一夜之 為御陣宿鏤金銀それぞれの御普請美々敷被仰付四方ニ諸陣の木屋木屋懸置御馳走不斜爰ニ而

一御脇指作吉光 一御長刀作一文字 一御馬 黒駁 以上 家康卿へ被進何れも御秘蔵之御道具也

※4月13日~4月17日は割愛。

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