「どうする家康」さらば狼、ありがとう我が友。第28回放送「本能寺の変」振り返り (2/12ページ)
さぁ、それでは今週もNHK大河ドラマ第28回放送「本能寺の変」気になるトピックを振り返っていきましょう!
挙兵を前に、光秀の決意を秘めた歌
辱められ、信長を怨む光秀。落合芳幾「太平記英勇傳 明智日向守光秀」
「時は今、天下(あめがした)治(し)る、五月(さつき)かな……」
光秀が口にしていたのは、信長を討つ決意。
表向きは「今まさに、サツキの花が美しく雨に濡れている」と詠みながら、実は
「今こそ好機。この五月に天下を治める(しる)のだ」という真意が込められていました。
ちなみにこれは光秀一人で詠んだものではなく、5月28日の連歌会で披露されたものです。
……廿八日西坊ニ而連歌興行
発句 維任日向守ときハ今あめ可下知る五月哉 光秀
水上まさる庭乃まつ山 西坊
花落る流れの末を関とめて 紹巴※『信長公記』巻之一五(天正一〇年壬午)(三十一)明智日向守逆心之事
※維任日向守(これとう ひゅうがのかみ)とは光秀の事です。