「どうする家康」絶体絶命の危機を乗り越え、神の君が無事に生還。第29回放送「伊賀を越えろ!」振り返り (4/10ページ)
このような史料は寡聞にして存じませんが、もしご存じの方がいらっしゃいましたらご教示ください。
さて、劇中においてしばしばロクデナシ扱いされてきた伊賀者たち。百地丹波(ももち たんば)の曰く、恩義などという言葉は知らないそうです。
ところで伊賀者の気質を端的に表す文献がこちらにありました。
現代なら炎上必至!日本各地のお国柄をまとめた「六十六州人国記」が毒舌すぎる【中部&近畿編】伊賀の国の風俗、一円実を失ひ、欲深し、さるに因て、地頭は百姓を誑かし、犯し掠めんとすること日々夜々なり、百姓も日夜に地頭を欺かんことを思ひ、夢にだも義理と云事を知らざるか故に、武士の風俗猶ほ以て不被用也。
※『六十六州人国記』より
【意訳】この国には誠実なんて文化はなく、どいつもこいつも強欲ぞろい。だから役人は領民から年貢をだまし取ろうとし、何なら略奪せんばかり。対する領民もどれだけ脱税するか、そればかり考えている。義理なんて言葉は夢にだって心がけないから、武士としては使いものにならない。
そんな伊賀者を「利」詰めで説得した我らが神の君。この後に登場する機会はないでしょうが、一説には寛永17年(1640年)まで生きたと言われるため、役者さんのスケジュール次第で再登場も期待されます。
またカッコいい忍者アクションを魅せて欲しいですね!
服部半蔵の父・服部半三保長百地丹波に捕らわれてしまった半蔵が、何とか伊賀者のよしみで解放してもらおうと出した父・服部半三保長(はっとり はんぞうやすなが)の名前。
