「どうする家康」ヒゲを生やして、貫禄が出てきた?第31回放送「史上最大の決戦」振り返り (4/6ページ)
「鬼武蔵」森長可と羽黒の戦い
![](https://image.dailynewsonline.jp/media/3/8/3894dde541e39cd67fea96b1f785aba1091207f3_w=666_hs=9b40867713e4e37859cb04c29b53c649.png)
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森武蔵守長一(森長可)。余談ながら森乱(森蘭丸成利)の兄である。歌川芳虎「小間喜山合戦(小牧山合戦)」図。
……こゝに池田勝入入道といへるは。右府恩顧の下より人となりしが。これも時勢にひかれて秀吉のかたうどし。先尾張の国犬山の城を攻とり。聟の森武蔵守長一とともに楽田羽黒に打出で。在々所々を焼立たり……
※『東照宮御実紀』巻三 天正十一年-同十二年「小牧山役(長湫戦、大戦之四)」
【意訳】池田恒興(演:徳重聡。勝入入道)は織田信長に恩義があったが、利害によって秀吉に与した。
先ほど尾張の犬山城を攻め落とし、婿の森長可(演:城田優)と共に楽田・羽黒へ攻め込んで、あちこち焼き払ったのであった。.
…..この辺りは劇中に描写がありましたね。共に歴戦の猛将で、家康・信雄にとって強敵となりました。
さて、これに対する徳川勢の顔ぶれがこちらです。
……味方には榊原。奥平。酒井。大須賀の輩つきづきに打出で森が勢にはせかゝり。先軽卒を進ませ鉄砲を打かくる。其中にも奥平が勢無二無三に羽黒村の小川ををしわたる。森は鬼武蔵とよばれし血気の猛将。それが軍師にそへられたる尾藤なにがしも。都辺の敵をのみあしらひたるてだてを三河武士にをしあて。