「どうする家康」ヒゲを生やして、貫禄が出てきた?第31回放送「史上最大の決戦」振り返り (1/6ページ)
三法師(信長嫡孫。織田秀信)を大義名分に担ぎ上げ、まんまと織田政権の乗っ取りに成功した羽柴秀吉(演:ムロツヨシ)。
信長の遺児・織田信雄(演:浜野謙太)に泣きつかれ、我らが神の神こと徳川家康(演:松本潤)はいよいよ秀吉との対決に乗り出したのでした。
……という訳で、ついに本性を現した秀吉に対して、近ごろにわかに頼もしげなオーラを発し始めた家康。まずは前哨戦で勝利を収め、いよいよ次週が本番(小牧・長久手の戦い)となります。
NHK大河ドラマ「どうする家康」第31回放送「史上最大の決戦」さっそく振り返っていきましょう!
贈られた初花肩衝の行方
初花肩衝(画像:Wikipedia)往時の大名・武将らはこぞって名物の茶器を求めた。劇中でも茶の湯を味わいたいものである。
賤ヶ岳の合戦に勝利した秀吉への贈り物として登場した初花肩衝(はつはなかたつき)。肩衝とはその名の通り、肩が突き出て角張っている形状を言います。
楢柴肩衝(ならしば)・新田肩衝(にった)と合わせ、天下三肩衝と謳われる名物でした。
本品は中国の南宋から元王朝時代(12~14世紀)の作と推定され、第8代室町将軍・足利義政(あしかが よしまさ)から紆余曲折を経て永禄12年(1569年)頃に織田信長の手に渡ったと言います。
やがて嫡男の織田信忠(のぶただ)に家督相続の祝いとして譲られますが、天正10年(1582年)本能寺の変によって流出。