「どうする家康」大勝利だが拭えぬ不安。第32回放送「小牧長久手の激闘」振り返り (6/8ページ)

Japaaan

たとえ一人でも食い止める!本多忠勝の剛勇ぶりに秀吉も感動

俗説では、本多忠勝(左)と加藤清正(右)が一騎討ちを演じたとも(史実ではないが、歴史ファンとしてはこういう場面も楽しみである)。楊洲周延「小牧役 加藤清正 本多忠勝」

……秀吉は楽田の本陣にて長久手の先手大敗すと聞て。敵今はつかれたるらん。いそぎはせ付て討とれと其まゝ早貝吹立させ。惣軍八万餘人を十六段になして押出す。小牧山にのこされし諸将の中にも。本多忠勝かくと聞て。  殿の御勢立直さゞる間に。京勢大軍新手を以て押かゝらば以の外の大事なり。忠勝一人たりとも長久手に馳行て討死せんといへば。石川左衛門大夫康通も尤なりと同意し。忠勝も康通もわづかの勢にて龍泉寺川の南をはせ行ば。京勢は大軍にて川の北をゝし進む。忠勝我こゝにて秀吉が軍の邪魔をせば。其間には  殿も御人数を立直さるべしとて。秀吉の旗本へ鉄砲打せて挑みかゝる。流石の秀吉膽をけし。さてさて不敵の者も有ものかな。誰かかの者見知たるやととへば。稲葉一鉄侍りしが。鹿の角の前立物に白き引廻しは。先年姉川にて見覚えたる徳川が股肱の勇士本多平八にて候と申す。秀吉涙をながし。天晴剛のものかな。をのれこゝにて討死し主の軍を全くせんとおもふとみえたり。

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