名医3人がこっそり実践する「生涯現役」ビンビン生活習慣20 (6/6ページ)

日刊大衆

 病院でED外来を併設している林氏によると、ポイントは、血流を良くすることだという。

「たとえば、血液をサラサラにする納豆やオクラなどを食べるのが一つの手ですが、急にたくさん食べたからといって、すぐに効果が出るわけではありません」(林氏)

 他にも、定期的に運動することで中性脂肪を減らしたり、血圧や血糖値を下げることで、血流を改善する方法もあるが、いずれも持続することが重要だ。

「はっきり言えるのは、タバコをやめること。喫煙は確実に血流を悪化させます」(前同)

 今回紹介した、名医が実践している生活習慣は、明日からできる簡単なものばかり。ぜひ、お試しあれ!

■まだある! 名医が実践ビンビン生活習慣

生野菜サラダは食べない「生野菜は量をこなせないもの。その点、ゆでたり蒸したりしたほうが、野菜をたくさん食べられます。加熱しても、基本的な栄養素は変わりません」(秋津氏)

食卓に調味料を置かない 便利だからとテーブルの片隅にしょうゆや塩などを備えている人は多いが、「置いていると、つい使いたくなって、塩分を過剰に摂取してしまうんです」(岡田氏)

お酒の前に温かいスープを「お酒は胃の負担になりますが、それを防ぐのが温かいスープです。飲む前の肉汁スープなどで、アルコールの吸収が遅くなり、悪酔いを避けられます」(秋津氏)

イヤホンで音楽を聴かない「難聴は認知症のリスク因子の一つ。だから、イヤホンをつけて、大音量で音楽などを聴かないこと。大音響のコンサートに行く際は耳栓を持参します」(岡田氏)

テレビはできるだけ見ない「画面を見ている間はボーッとして、体を動かさなくなります。テレビを長時間視聴している人ほど寿命が短いことは、データで実証されています」(岡田氏)

昼寝は5分にとどめる「日中に眠気を感じたら、我慢せずに寝ること。長時間眠る必要はなくて、5分ほど寝て起きるだけで、疲れも取れます。夏バテ対策にも効果的ですよ」(林氏)

健診前に頑張らない「健診前に無理にダイエットしたり、断酒をしても、長続きしません。健診の結果を見て、減量したり、酒を控える人のほうが長生きできるんですよ」(秋津氏)

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