人間の肘と肩は類人猿の祖先が木から降りるときのブレーキとして発達した (1/4ページ)

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人間の肘と肩は類人猿の祖先が木から降りるときのブレーキとして発達した
人間の肘と肩は類人猿の祖先が木から降りるときのブレーキとして発達した

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 我々がボールを投げたり、高い棚に手を伸ばしたりできるのは、類人猿の祖先のおかげかもしれない。

 人類の柔軟な肩や肘は、彼らが樹木から降りる際の自然なブレーキ機能として、進化した可能性があることが、新たな研究により明らかとなった。

・チンパンジーとマンガベイの木の登り降りの映像を比較
 米ダートマス大学の研究者たちは、チンパンジーとスーティーマンガベイが、木に登ったり降りたりする数多くの動画を比較することでこの発見をした。

 スーティーマンガベイ(sooty mangabey)は、アフリカ西部に生息するチンパンジーと人間両方の遠い親戚だが、マンガベイはチンパンジーよりもかなり早く類人猿から枝分かれした。

 どちらの種も、木に登るときは肩と肘を体に近づけて曲げ、枝から枝へと素早く動いていたが、降りるときのテクニックは違っていた。

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・チンパンジーと人間は重力の影響を打ち消すため肩と肘を進化させた
 この発見は、チンパンジーと人間が、重い下半身にかかる重力の影響を"打ち消す"方法として、柔軟な肩関節と肘関節を備えた可能性を示している。

 その結果、細かく調整されたブレーキシステムが、高い木の上から降りるときに落下の危険を減少させることがあきらかとなった。
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