絶滅種のタスマニアタイガーの標本からRNAを抽出することに史上初めて成功 (2/4ページ)
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1933年12月にボーマリス動物園で撮影されたタスマニアタイガーの映像をカラー化したもの
最近ではこうした絶滅種を現代に復活させようという取り組みが進んでいる。
幸いにしてタスマニアにはまだ自然の生息地が残されている。タスマニアタイガーを甦らせることができれば、彼らが絶滅したせいで失われた生態系の均衡がもとに戻るだろうと期待されているのだ。・130年前のタスマニアタイガーの標本からRNAを抽出に初成功
今回ストックホルム大学とスウェーデン自然史博物館をはじめとする研究チームは、同博物館が所蔵している130年前のタスマニアタイガーの標本からRNAを抽出し、その配列を解析することに成功した。
これまで永久凍土で冷凍されていた古代の動物や現生の動物からRNAが抽出されたことはあったが、常温で保存されている絶滅種では初めてのことであるという。
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スウェーデン自然史博物館が常温で保管しているタスマニアタイガーの標本。ここからRNAを回収することに成功した / image credit:Emilio Marmol Sanchez (photograph) and Panagiotis Kalogeropoulos
DNAと同じく、RNAもヌクレオチドでできた分子構造だ。
だがDNAが生物の設計図であるのに対して、RNAはこの設計図に記されている内容を読み取って、実際に作業を実行するツールとしての役割がある(例えば、mRNAはタンパク質を作る)。