ダークアース。アマゾンの奥地に点在する肥沃な「暗黒の土」の正体が明らかに (1/4ページ)
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アマゾンの奥地には、「ダークアース」と呼ばれる謎めいた暗黒の土が点在している。最新の調査によれば、それはアマゾンの先住民が大昔から営んできた暮らしの痕跡であるそうだ。
研究者らはブラジル、アマゾンの先住民の協力のもと調査を実施した。その結果、不毛なアマゾンで作物を育てるために、彼らの祖先が大昔から肥やしをまいて、土を黒く豊かにしてきたことが明らかとなったのだ。
そうした土には炭素がたっぷりと閉じ込められており、温暖化に取り組む現代社会にとっても大切な知恵が隠されているかもしれないという。
・アマゾンの奥地に点在するダークアース、暗黒の土
緑豊かなアマゾンの熱帯雨林だが、その土は意外なほど不毛だ。その一方で、そこかしこに「テラ・プレタ」と呼ばれる真っ黒な土が点在している。
一般的にこうした黒い土は、人間がそこで暮らしていた痕跡とされているが、それが自然にできたものなのか、それとも住民が意図的に作ったものなのか定かではない。
そこで今回、2000年代初頭からアマゾンの先住民と協力してきた米マサチューセッツ工科大学やフロリダ大学の研究チームは、クイクロ族と一緒に謎めいた暗黒の土の正体を探っている。
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A) 今回調査されたクイクロ族の村。右上の図は村(赤い星)とテラ・プレタ(黒点)の位置を示す。B) 現在クイクロ族が暮らす村。白丸はかつての村の跡。 C) セタ遺跡。