祝!阪神タイガース38年ぶり日本一「日本シリーズ神采配」究極15選 (2/8ページ)

日刊大衆

 今回は、そんな両軍の熱き戦いを再検証しつつ、過去の日本シリーズで名将たちが見せた“神采配”を振り返っていこう。

■“奇策”で“難攻不落”の山本由伸を攻略

 大事な初戦をまず取ったのは、中継席の解説者も驚く“奇策”で“難攻不落”の山本由伸(25)を攻略してみせた岡田阪神だ。

 ヤクルト時代に故・野村克也氏の下で学んだ理論派、秦真司氏が指摘する。

「なんと言っても、5回裏無死一塁で初球から走った佐藤輝明(24)。勝負の分かれ目があるとしたら、あの場面でしょう。

 シーズン7盗塁の選手にサインを出した監督の決断力もさることながら、そこで躊躇なくスタートを切った佐藤自身の勇気もすごい。あの二盗が投手心理を揺さぶり、チームを勢いづかせたことは間違いないですよ」

■イチローに仕掛けた野村克也監督を想起

 そんな初戦の重要性で想起されるのが、1995年。まだブルーウェーブだったオリックスのイチローを相手に、ヤクルト野村監督が仕掛けたインコース攻めを予告するという“心理戦”だ。

「一流の選手だからこその洞察力。そこを野村さんは突いたわけです。本人にそのつもりはなくとも、“弱点のインコースを攻める”と文字や言葉で見聞きすれば、否いやが応でも意識には残る。

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