7万5000年前のネアンデルタール人女性の顔の復元に成功 (3/5ページ)

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シャニダール洞窟内で発見された「シャニダールZ」のつぶれた頭蓋骨 / image credit:University of Cambridge/Graeme Barker

 顔を復元するため、この女性の頭蓋骨の破片を丹念に拾い上げてスキャンし、再び組み立て直した。骨は脆くなっていて、細心の注意を払わなくてはならなかったという。

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シャニダールZの再現された頭部と頭蓋骨 / image credit:University of Cambridge/Graeme Barker・ネアンデルタール人と現生人類の違いと共通点
「頭蓋骨で見るとネアンデルタール人と現生人類であるホモ・サピエンスはかなり違って見えます」ポメロイ博士は言う。
ネアンデルタール人の頭蓋骨は眉の隆起が大きく、顎があまりなく、顔の中央が突き出ているため鼻が大きく目立ちます。でも、再現された顔は現代人との差がそれほど大きくないように思えます

ネアンデルタール人はおよそ30万年前に現れ4万年前に絶滅しましたが、近年の研究で彼らはアフリカからユーラシア大陸に進出した私たちホモサピエンスのご先祖と異種交配していたことがわかっています。
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