男性がペットを飼うと、動物に対する共感力が高まることが判明 (2/3ページ)
そのように大きな影響を与える男性だからこそ、彼らがどんなとき動物に共感するのかを理解することが大切なのだと、オリバ博士はプレスリリースで話す。
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photo by Pixabay・相手に何かを求めることのない生身の体験が大切
オリバ博士らの研究では、農家・ペットの飼い主・ペットを飼っていない人(非飼い主)の3つグループの男性に、動物の考えや気持ちについて質問し、彼らの動物への共感力を測定してみた。
その回答を比較すると、ペットの飼い主は、農家と非飼い主に比べて、動物に対して強く共感することがわかったという。
少々意外に思えるのは、自然の営みを生業にする農家の共感力が低かったことだ。
調査に参加した農家の大多数は、大学教育を受け、生物学・感覚・認知に関する教科書的な知識を持っていた。ところが3つのグループで共感力が最も低かったのだ。
このことは動物に対する共感を育むうえで大切なのは、個人的な経験であることを示している。
オリバ博士によれば、大人になってから実際に動物と触れ合う経験こそが、彼らが何を感じ、何を考えているのか察する力を大きく左右するのだという。