人間が使用する医薬品が自然界に流出し、様々な野生動物に劇的な変化が起きている (2/5ページ)
下水に流れ込んでいることで知られる抗うつ剤が、メスの性的な魅力を奪い、オスを攻撃的にして、求愛のさえずりを減らすことがこれまでの研究で明らかになっている。
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抗うつ薬を服用したムクドリのメスは魅力がなくなりオスの興味をひかなくなる / image credit:Liam Smith
スズキ目ペルカ科に属する魚、ヨーロピアンパーチは、抗うつ剤のせいで捕食者への恐怖心を失ってしまう。
避妊用ピルは、魚のオスをメスに変える性転換効果があり、そのせいで魚の個体数が激減したり、地域的な絶滅につながった例すらある。
サケ科のブラウントラウト(和名 チャマス、茶鱒)は、人間が下水に流した覚醒剤、メタンフェタミンにより、麻薬依存症になってしまうのだという。
さらに抗うつ剤「プロザック」の成分を吸収してしまった魚は、ゾンビのように没個性化してしまうこともわかっている。