酔っ払うまひろ&自制しない道長…大河ドラマ「光る君へ」第37回放送(9月29日)振り返り! (6/8ページ)

Japaaan

大晦日の盗賊騒動

丸裸にされた二人(イメージ)

寛弘5年(1008年)の大晦日(12月30日。旧暦は各月30日まで)。

夜中に悲鳴が聞こえて一騒動ありましたが、この様子も『紫式部日記』に記録されています。

……つごもりの夜、追儺はいと疾く果てぬれば、歯黒めつけなど、はかなきつくろひどもすとて、うちとけゐたるに、弁の内侍来て、物語りして臥したまへり。
内匠の蔵人は長押の下にゐて、あてきが縫ふ物の、重ねひねり教へなど、つくづくとしゐたるに、御前のかたにいみじくののしる。
内侍起こせど、とみにも起きず。人の泣き騒ぐ音の聞こゆるに、いとゆゆしくものもおぼえず。火かと思へど、さにはあらず。
「内匠の君、いざいざ」と先におし立てて、「ともかうも、宮下におはします。まづ参りて見たてまつらむ」と、内侍をあららかにつきおどろかして、三人ふるふふるふ、足も空にて参りたれば、裸なる人ぞ二人ゐたる。靫負、小兵部なりけり。かくなりけりと見るに、いよいよむくつけし。
御厨子所の人もみな出で、宮の侍も滝口も儺(やらい)果てけるままに、みなまかでにけり。手をたたきののしれど、いらへする人もなし。御膳宿りの刀自を呼び出でくたるに、「殿上に兵部丞といふ蔵人、呼べ呼べ」と、恥も忘れて口づから言ひたれば、たづねけれど、まかでにけり。つらきこと限りなし。
式部丞資業ぞ参りて、所々のさし油ども、ただ一人さし入れられてありく。人びとものおぼえず、向かひゐたるもあり。主上より御使ひなどあり。いみじう恐ろしうこそはべりしか。

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