托卵を知った夫の暴挙と、私刑の手が止まらないサークルクラッシャー【わたしの宝物#第6話】 (2/4ページ)
美羽と宏樹の関係だってそう。美羽のやったことは、責められて然るべきだし、人としてあり得ないことではあります。しかし、それの罪や苦しみをまるっと自分が抱え込む覚悟で、幸せにやってきたのに、背景も何もしらないも真琴が、確固たる証拠もない妄言で、一方的にぶち壊す権利がどこにあったのでしょうか。
でもこういうマインドの人って、その後、宏樹や美羽がどんなに不幸になろうとも、自分が悪かったとは思わず、「発端を作った美羽が悪い」と全部人に擦ってのうのうと生きていくんですよね。とにかく関わっちゃいけない人種。美羽は、OL時代真琴に仕事を押し付けられて、その恩義も曖昧になっていた時点で距離を置くべきでした。
■我らが代弁者現る
そんな我々の気持ちを全部代弁してくれたのが、カフェオーナー浅岡(北村一輝)。
人の心を不思議と見抜く力がある彼は、真琴に対しても「あんた何したいの? あんたが動けば動くだけみんなが不幸になってるんじゃないの? 正義振りかざすのもほどほどにしないと。あいつらの正解をあんたが決めんなよ」と視聴者の気持ちをまるっとぶつけてくれて、少し胸がすく思いです。
しかし、このど正論でぶん殴られても目が覚めず、まだまだ止まらないのが真琴。その行動力を違う方面に使っていただきたい。
■妄想と真実のズレを理解し始めた真琴
冬月と街で偶然出会った真琴。美羽の行方を尋ねる冬月に対し、ここでも「我正義なり!」とばかりに、冬月を高圧的に責め立てます。
「私全部知ってますよ。美羽さんと付き合ってるんでしょ?」
しかし、ここで美羽が自分の勝手な想像で全てを決めつけていることによるズレが生まれ始めます。
冬月と美羽の関係は、付き合ってもいなければ、もう会ってもいない、ほんの一回の衝突事故のようなもの。
真琴の間違った見解に対する冬月のリアクションにより、真琴は冬月が本当に栞の真実を何も知らないことに気がついたのでした。