大河『べらぼう』鳥山検校と五代目瀬川(小芝風花)の悲惨なその後…咲くも散りゆく4本の徒花【前編】 (5/9ページ)

Japaaan

松葉屋の主人・松葉屋半左衛門(正名僕蔵)に「年季があけるまで瀬川にあれを続けさせるつもりか?」と言われ引き下がるしかありませんでした。

いつのまにか、蔦重も「たとえ幼馴染の瀬川でも、大勢いる遊女の一人だから体を売るのは当たり前」という亡八思想に染まっていたのでしょうか。

遊女が体を売る残酷さが身に沁みた蔦重は、諦めずに吉原から抜けだすため通行切手を使う計画を立てます。

大門さえ出れれば自由の身に……新吉原夕暮れ透視図 歌川豊春

逃げたところで金がなきゃそこもまた地獄

時を同じくして、恋仲になった松葉屋の遊女うつせみ(小野花梨)と浪人の小田新之助(井之脇海)が通行切手を使う手段で足抜けを試み、失敗するという事件が起こります。計画性のない恋の逃避行はあっという間に阻止され、新之助はボコボコに、うつせみは折檻を受けるのでした。

女将のイネは「逃げたところで金がない男は博打に溺れ、女は夜鷹になって稼がなきゃなきゃいけなくなる」といいます。イネも元遊女なので、男と逃亡したところで金が無ければ悲惨な未来しかないことを教えるのでした。

イネに「ここは不幸な場所だが、女郎でも人生を大きく変える瞬間がある。

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