大河『べらぼう』鳥山検校と五代目瀬川(小芝風花)の悲惨なその後…咲くも散りゆく4本の徒花【前編】 (3/9ページ)

Japaaan

惚れた女が体を売るという現実に気が付く

ある日、蔦重は瀬川が盲人で金持ちの客・鳥山検校(市原隼人)と親しげにする姿を目撃してしまいます。

茶屋の軒先に座り瀬川を待っていた鳥山検校は、「お待たせいたしんした」と声をかけた彼女に「遅かりし由良助」と言い手を握ります。「御生害(ごしょうがい)には間に合いんしたようで」とにこやかに返す瀬川。そしてお互いに見つめ合い「ふふふ」と笑う二人でした。

「遅かりし由良助」は、『仮名手本忠臣蔵』大星由良之助(大石内蔵助がモデル)が主君の切腹に間に合わなかった場面のセリフで、待ちかねていた場合や、もう少し早ければ間に合ったときなどに使われます。

瀬川が来るのを楽しみにしていた検校のセリフも、瀬川の「切腹には間に合いましたでしょう」というセリフも実に気の効いたものでした。息の合ったやりとりに二人の相性の良さを感じます。

仮名手本忠臣蔵の 「大星由良之助」豊原国周

色恋に鈍感な蔦重でも、瀬川と鳥山検校の互いを思い遣る優しい仕草に、暖かい想いが流れていることを察知し「嫉妬」という感情が湧いたのだと思います。

そんなある日、鳥山検校から身請け話が持ち上がったことを聞き、さらに焦った蔦重は彼女を九郎稲荷に呼び出します。

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