全文読まなきゃ勿体ない!伝説の海軍参謀・秋山真之の文才が光る「聯合艦隊解散之辞」の現代語訳を紹介【坂の上の雲】 (2/7ページ)
同年5月27日)において世界最強と謳われたバルチック艦隊を撃破し、日本の辛勝に貢献した連合艦隊(聯合艦隊)を解散させ、平時配備に戻すこととなります。
※ちなみに昭和20年(1945年)の敗戦以前は、対馬沖海戦の勝利を記念して5月27日を「海軍記念日」という祝日としていました。
そこで連合艦隊司令長官たる東郷平八郎が、全将兵に対する訓示(スピーチ)を述べることになります。
それが「聯合艦隊解散之辞」であり、海軍随一の切れ者であった秋山真之が、その原稿を起草したのでした。
前置きはこのくらいにして、さっそく「聯合艦隊解散之辞」本文を紹介しましょう。
「聯合艦隊解散之辞」原文ルビ付き
秋山真之(画像:Wikipedia Public domain)
まずは原文をルビつきで紹介します。読むのが面倒ならば読み飛ばしてもいいのですが、出来れば黙読するだけでも、明治人の高い教養を感じられるでしょう。
二十閲月(えつげつ)ノ征戰(せいせん)已(すで)ニ往事(おうじ)ト過ギ、我ガ聯合艦隊ハ今ヤ其ノ(その)隊務ヲ結了(けつりょう)シテ茲(ここ)ニ解散スル事トナレリ。
然(しか)レドモ我等海軍々人(かいぐんぐんじん)ノ責務ハ決シテ之(これ)ガ爲ニ輕減セルモノニアラズ。