大河「べらぼう」蔦屋重三郎、次の舞台へ!新しい幕開けを飾る桜並木と当代一の花魁・誰袖(福原遥)【前編】 (2/8ページ)
明るくややお調子者の場面、亡き恋人の面影を思い出し静かに涙を浮かべる場面、そして鬼気迫り怒り狂った場面、牢に訪ねて来た田沼意次(渡辺謙)相手にボロボロと涙を流しながら「何が夢か現実か分からない」と話す場面も取り上げられました。一つ一つ、それだけで一話にしてほしいほどの名場面ばかりでしたね。
そんな平賀源内が蔦重に贈ったのが、『耕書堂』という本屋の名前です。「おめえさんはさ、これから版元として書を持って世を耕し、この日の本をもっともっと豊かな国にするんだよ。」生涯記憶に残る名セリフでした。
愛する人々との哀しく辛い別離を胸に刻みながらも、前に進む蔦重と『耕書堂』。いよいよ新章が幕を開け、新しい出会いがスタートしました。
今回は、今までの伏線を回収しつつ、吉原のメインストリートに突如として現れた満開の桜並木の謎と、桜のように蕾から花開き成長した、当代一の花魁・誰袖(福原遥)についてご紹介します。
NHK大河「べらぼう」公式サイトより。花魁・誰袖と蔦屋重三郎。
瀬川の夢「恩が恩を呼ぶ」が蔦重の“新しい幕開け”12月18日、平賀源内が獄中で亡くなり、改めて「俺、源内先生が死んだって信じねえことにします。」と『耕書堂』の名を広め源内の意思を引き継ぐ覚悟を決めた蔦重。年が明けた安永9年(1780)。