大河『べらぼう』身請け後、横領事件に巻き込まれ…実在した花魁「誰袖(福原遥)」が辿った光と影【後編】 (2/9ページ)
瀬川の“夢”が詰まっている『見立蓬莱 : 2巻』,[蔦屋重三郎],[安永9 (1780) ]. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/8929638
そして、3月になると登場する吉原の桜並木。そこで、蔦重は、振袖新造から花魁へと桜のように花開いた誰袖(たがそで/福原遥)に再会します。少女の頃から蔦重が大好きな明るいキャラクターで、新章の新しいヒロインの一人として登場しました。
制作サイドによると、新しいヒロインが、“瀬川とはまったく異なるアプローチ”、で蔦重と関わってくるそうで、相変わらず蔦重は「女性の気持ちには鈍いまま」という設定は変わらないそうです。
瀬川と蔦重の、他の誰も割り込めないソウルメイトの関係のファンだった筆者としては、瀬川はいつまでも蔦重の唯一無二の愛した人でいてほしいと、つい願ってしまうのでした。
さて【後編】では、天真爛漫だったかをり時代も振り返りつつ、実在の人物であった誰袖について探ってみました。