大河『豊臣兄弟!』主人公・豊臣秀長以外は皆殺し…秀吉が兄弟姉妹に課した残虐な仕打ちの数々 (8/10ページ)
その真意をいぶかった秀吉は、この若者について大政所に尋ねたところ、彼女は曖昧な返答をします。その様子を見た秀吉は、ためらうことなく、若者とその従者たちを一人残らず斬首してしまいました。
その後、秀吉は執拗に自らの兄弟姉妹を探し始めます。そして、尾張に血縁関係のある姉妹がいるという情報を得ると、大坂へ来るよう命じました。おそらく彼女たちは、先の若者が処刑されたことを知っていたのでしょう。さまざまな理由をつけて、大坂行きを遅らせていました。
しかし、秀吉は甘言を弄して彼女たちを大坂へと呼び寄せ、到着するや否や斬首してしまいます。
見つかったのは女子でしたが、秀吉の本心としては、運よく男子(兄でも弟でも)が見つかれば儲けもの、とでも思っていたのでしょう。
このような話は、秀吉の残虐性を示すエピソードとして語られると同時に、「家を守るためには冷酷さも必要である」といった、権力者に求められる資質の一つとして評価されることもあります。