幕末の新選組40%が病人だった!近藤勇が頼った名医・松本良順が見た衝撃の屯所の実態 (5/7ページ)
江戸時代には、新選組がいた京都だけでなく、日本全国で風邪・インフルエンザ・麻疹(まっしん)・赤痢(せきり)・梅毒などの感染症が波状的に流行しました。
このような感染症を予防するには、まずは清潔な環境づくりが重要でした。特に、掃除が行き届かず、大人数が起居をともにする平隊士たちの部屋は、風邪などの感染症が流行し始めると、あっという間にその温床となってしまったことでしょう。
また、200名近い隊士の食事を賄う台所には、生ごみが散乱していました。良順は、それを餌として豚を飼育することを近藤に提案します。近藤も、隊士の健康状態が悪い原因の一つは栄養の偏りにあると考えていたため、この提案をすぐに了承しました。