【べらぼう】恋川春町の破滅のきっかけ『鸚鵡返文武二道』は実際どんな物語なのか?蔦重の運命も暗転 (5/8ページ)

Japaaan

凧を揚げれば世が治まる?

恋川春町『鸚鵡返文武二道』より、辻斬りごっこに励むトンチキども。これなら「ぬらくら」の方がよほどマシ。

さて、政を菅秀才に丸投げ……もとい一任されていた醍醐天皇は、久しぶりに高殿から都の様子をご覧になると……。

高き屋に 登りて見れば 騒ぎ立つ 民の気取りは 間違いにけり

【元ネタ】高き家(や)に 登りて見れば 煙立つ 民の竃(かまど)は 賑(にぎは)ひにけり(※仁徳天皇)

こりゃいかん。慌てて菅秀才を呼び出し、武ばかりでなく文(学問)も奨励するように仰せつけられます。

菅秀才「経世済民の道を心得た者を探し出しましょう」

帝「ケイザイとは何じゃ?野菜の一種か?」

聞かなかったことにした菅秀才は、文武両道に通じた大江匡房(おおえの まさふさ)を招きました。彼も時代が違うとか、そういうことは気にしないでください。

大江「学問所のテキストには、菅秀才様が書かれた『九官鳥の言葉』を採用いたしましょう」

※この書物が松平定信『鸚鵡言』をモデルにしていることは、言うまでもありません。

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