【べらぼう】智恵内子(水樹奈々)だけじゃない、江戸・天明期に活躍した女性狂歌師たち (2/8ページ)
締めつけの厳しくなったこと!
智恵内子(ちえの ないし)【狂号】智恵がない。謙遜であり、控えめな性格だったのかも知れません。
山のべに すめども歌の 名なし雉
草のねをのみ ほろほろと鳴く※智恵内子(巻第一)
【歌意】山に棲んでいるけど、歌はさっぱりな雉(きじ)は、草の根を呑んでホロホロと鳴いているよ。
【補足】狂歌師の皆さんとお付き合いさせていただいているけど、私の狂歌は今ひとつ。爪の垢を煎じて飲みながら、下手っぴな狂歌を詠んでいます。
暇内子(ひまの ないし)【狂号】暇がない。いつも忙しい理由は、仕事か趣味か道楽か。
星合の 夜半もふくれば つま琴の
ひき捨てされて 牛は独寝※ひまのないし(巻第四)
【歌意】七夕の夜、真夜中を過ぎれば琴も牛も放置されているね。
【補足】織姫は琴を片づけもせず放り出し、彦星も牛をつなぎもせずに放り出して、二人でイチャイチャしてることでしょう。
むすびても 人の口端に いはた帯
ややあらはるる 恋の塊※ひま内子(巻第十)
【歌意】人の口を結んでも(口止めしても)、岩田帯を締めても、お腹に孕んだ恋の塊(やや≒赤子)を見れば一目でバレてしまうね。
【補足】そのままです。
〜女(め)系の女流狂歌師たち
帯久計女(おびの くけめ)
【狂号】帯の結び目。結んだらほどく。その後どうするかはお察し下さい。