葛飾北斎の洞察力と観察力に迫る企画展「なんという目だ! ―北斎にはこう見える―」が開催。 (1/4ページ)

Japaaan

葛飾北斎の洞察力と観察力に迫る企画展「なんという目だ! ―北斎にはこう見える―」が開催。

長野県・小布施にある「北斎館」で、企画展「なんという目だ! ―北斎にはこう見える―」が開催されます。

葛飾北斎の洞察力と観察力に迫る企画展「なんという目だ! ―北斎にはこう見える―」。

生涯何万点もの絵を描いたという葛飾北斎は、凄まじい描写力の持ち主だ。同時に鋭い「目」の持ち主でもありました。北斎が描く動物や植物は、今にも動き出しそうなほどの躍動感と生命力に満ち溢れています。北斎は空に渦巻く雲や、矢のように勢いよく降り注ぐ雨、雲間を一瞬で駆け抜ける雷などをも、自身の目を通し掴み取ることができる絵師だったのです。

読本挿絵などに見られる爆発によって弾き起きる凄まじい閃光の表現は、モノクロ作品であるものの、思わず目を覆いたくなるような眩しささえ感じさせる。これら作品に見られる狂いのないデッサン力、描写力には驚かされるが、それも北斎のものをとらえる鋭い「目」の賜物でしょう。

主な展示作品の紹介

北斎の⽬には爆発と崩壊がこう⾒える!

ドカン!ぐらぐら、ガラガラ、ズシン!そんな⾳や、体を揺さぶる振動さえ感じられそうな本図は、宝永4年(1707)に起きた富⼠⼭の噴⽕に伴う災害を描いたものだ。⼀夜にして出来上がった「宝永⼭」の出現を、あえて⼭の姿を描かずに、崩壊していく家屋や⼟煙で表現している。⼈間では到底敵わない⾃然界の⼤きな⼒と恐怖を感じさせる作品だ。

「葛飾北斎の洞察力と観察力に迫る企画展「なんという目だ! ―北斎にはこう見える―」が開催。」のページです。デイリーニュースオンラインは、葛飾北斎展覧会カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る