『べらぼう』ブチギレる蔦重、暴走する定信…実は”表裏一体”な二人が守ろうとしているものは?【前編】 (6/8ページ)

Japaaan

「吉原をいい場所にする」と瀬川に誓った蔦重。NHK大河べらぼう公式サイトより

やはり、この蔦重と歌麿の間には他の人にはない特別な絆があるなと思いました。

面白きゃいいという政演にブチギレた蔦重

蔦重は鶴屋喜右衛門(風間俊介)から、政演が『心学早染艸』という“教訓本”を、大和田安兵衛という地本屋から出したことを教えられます。一人の男の中に「善玉」と「悪玉」がいて常にそれが争うのですが、最後に「善玉が勝つ」という話。

まるで定信の政策をヨイショするような内容で、「これじゃあ、ふんどしをかついでいるようなもんだ」と激怒して、吉原で遊んでいる政演のもとに殴り込みをかける蔦重。

面白けりゃいいんじゃねぇですかね!面白ぇことこそ、黄表紙にはでぇじなんじゃねぇですかね。ふんどし担いでるとか担いでねぇとかよりも。」と、言い返す政演。面白おかしい戯作を描きたくてたまらない、そんな政演の気持ちもわからないでもないのですが。

けれども、「書を持って世に抗う」ことに決めた蔦重は「おもしろきゃあ、ふんどしを担いだ内容でも構わない!」などと思えるはずもない。頭ごなしに「何度いやわかるんだよ!」と叱りつけ、政演の頭をはたく蔦重。

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