男女で異なるモラハラ「被害」と「加害」の実態──夫婦間のモラハラ(モラルハラスメント)に関する実態調査(第2報) (5/9ページ)

バリュープレス



一方で男性は、女性よりも「小さなミスを責められる(男性45%/女性40%)」と答えた割合がやや高く、感情的な攻撃よりも“評価や指摘の繰り返し”にストレスを感じやすい傾向が見られます。
「無視する」「会話を拒否する」などの項目でも男女差は小さく、どちらも“関係の断絶”を痛みとして受け止めている点は共通しています。

つまり、男女の違いは「被害の種類」ではなく「どの行為をより強くモラハラだと感じるか」に表れています。
女性は感情的・威圧的な態度に敏感で、男性は小さな指摘や自由の制限といった“静かな圧力”を重く感じる。

ある女性はこう語ります。
「育児がつらいと漏らしたとき、『同じくらい稼げるなら代わるが?』と返された。
その言葉が心に刺さり、『我慢しなきゃ』と飲み込んだ痛みが、後から静かに残った」

一方で男性からは、「スマホを確認された」「出かけるたびに行き先を聞かれる」など、
“自由を制限される”ことへの強い抵抗感が語られました。

同じ行為でも、男女で受け止め方が違う。
だからこそモラハラは、互いが「そんなつもりじゃなかった」とすれ違う中で、見えない形で広がっていくのかもしれません。


4. モラハラを「してしまったことがある」人も4人に1人


次に、自分が配偶者に対してモラハラを「してしまった」と感じた人の割合を見てみましょう。
結果は、「ある」と答えた人が全体の26%。
被害を受けた人の割合(26%)とまったく同じ数値となりました。
性別で見ると、男性27%、女性25%で、今度は男性の方がわずかに高い結果です。
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