男女で異なるモラハラ「被害」と「加害」の実態──夫婦間のモラハラ(モラルハラスメント)に関する実態調査(第2報) (7/9ページ)

バリュープレス



図4:配偶者に対して行ったモラハラ内容(男女別)


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MzE4NyMzNjM3OTUjODMxODdfZGNLcGZxdXREZC5wbmc.png ]
※実際の質問:Q.次の行為をモラハラだと思うかどうか5段階でお答えください  
(夫婦間のモラハラに関する実態調査 ©レゾンデートル株式会社)

まず、感情や態度に関する行為では女性の自覚が強い傾向にあります。
「無視する・会話を拒否する」は女性45%に対し男性33%、「侮辱する・人格を否定する」も女性26%、男性23%と、いずれも女性が上回りました。
自分の感情的な反応を「きつかったかもしれない」と振り返る女性が多いようです。

一方で、「家事や育児を一方的に押し付ける」は男性18%、女性12%、「生活費を制限する」は男性12%、女性8%と、男性のほうが家庭の中での役割や行動に関するモラハラ行為を自覚している傾向が見られます。

さらに興味深いのは、加害として挙げられた数値が、被害として挙げられた数値よりも全体的に低い点です。
たとえば、家事や育児を”押し付けた”と認識している男性は18%ですが、”押し付けられた”と回答した女性は32%なので、-14ポイントもの差があることが分かります。

調査は夫婦ペアでの対応ではないため数値が完全に一致するわけではありませんが、
“やられたと感じる人”のほうが“やってしまったと認める人”より明らかに多いという傾向は、自覚の浅さを示唆しています。
モラハラの本質は、悪意ではなく「自分は正しい」「家庭のため」などという正義の意識にあるのかもしれません。


6. まとめ

本調査から、夫婦間モラハラの実態として以下の点が明らかになりました。
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