『べらぼう』大河史上に残る“おさらばえ”…もう一度逢いたい瀬川(小芝風花)、涙腺崩壊の名場面10選【後編】 (4/9ページ)

Japaaan

右側で本を読む松葉屋の瀬川 青楼美人合姿鏡(北尾重政・勝川春章筆) 文化遺産オンライン https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/556070

大河ドラマ史に刻まれる名場面「おさらばえ」

そして、誰もが忘れられない瀬川の名シーンといえばこれ。「べらぼう」前半の壮大なクライマックス、白無垢の花嫁衣装に身を包んだ瀬川最後の花魁道中です。

夕暮れの吉原・仲ノ町通り。仲間の花魁や妓楼主たちなどが見惚れるなか、凛然とした微笑みを浮かべた瀬川の美しさは圧巻でしたね。

無音状態の中、外八文字で歩くときの、高下駄が地面を引きずるざ〜っという音と、きれいに残されていく軌跡。

映像、演出、音楽、演者すべてが一体になった、大河史上に刻まれる美しい名場面だったと思います。

大門に向かう瀬川を、笑みを浮かべすっくと立った蔦重が待っている。けれど、瀬川を迎えるのは蔦重ではないのが切ない。振り返り吉原に最後の挨拶をつげる瀬川「おさらばえ」

蔦重とは目も合わせずに、そのまま側を通り過ぎました。ここから先は自分の想いに蓋をして検校の妻として生きていく、そんな覚悟を決めた瀬川の表情。

けれども、“私たちは、魂と魂で結ばれたソウルメイト

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