『べらぼう』大河史上に残る“おさらばえ”…もう一度逢いたい瀬川(小芝風花)、涙腺崩壊の名場面10選【後編】 (5/9ページ)

Japaaan

今は別々の道を進んでいくけれど決してそのことは忘れない。”……そんな強い気持ちが伝わってきました。

あまりにもこの場面が感動的過ぎて「瀬川がいなくなった後、この先どうしたらいいのだ」とロスを嘆く声がたくさん起こったことを覚えています。

すべてが美しかった白無垢での花嫁花魁道中 NHK大河「べらぼう」公式サイトより

蔦重は苦界でたった一つ出会えた光と本音をぶつけた言葉

13話「お江戸揺るがす座頭金」

以前、浄瑠璃の元締め当道座である検校に力添えを依頼するため、家に訪れた蔦重は、久しぶりに「瀬以」と名乗るようになった瀬川と再会します。すぐに打ち解けて、吉原にいたときのように会話を楽しむ二人。検校には、距離感のある丁寧な口調で接するのに、蔦重とは遠慮のない江戸っ子な会話で楽しそうでした。

それを耳にした検校の心の中に、暗い嫉妬の炎が芽生えます。まだ瀬川の繕わない“素の声”は聞いたことがなかったのでしょう。

ある日、瀬川を喜ばせるため、小部屋にたくさんの本を用意します。たくさんある本に大喜びする瀬川のはしゃぐ声を聞いて微笑む検校。嬉しかったでしょうね。

けれど「これで退屈しないですむ」という瀬川の声に表情が曇ります。きっと「それでは、私が読みますので一緒に楽しみましょうね」と瀬川に誘って欲しかったはず。

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