『べらぼう』大河史上に残る“おさらばえ”…もう一度逢いたい瀬川(小芝風花)、涙腺崩壊の名場面10選【後編】 (8/9ページ)
戻ってきた瀬川をかたく抱きしめる蔦重 NHK大河「べらぼう」公式サイトより
長い長い初恋を、ありがた山のとんびがらす…に涙大晦日、蔦重は瀬川と一緒に営む新しい店舗の準備に追われます。同じ頃、瀬川も蔦重の家に行くべく、荷造りをしています。蔦重にもらった『青楼美人合姿鏡』を手に取ってその時のことを思い出す、瀬川。
「吉原を楽しい場所に、女郎がいい思い出を持って大門を出て行ける場所にしたい」と語った蔦重の“夢”(瀬川の夢でもあった)の言葉が蘇ったのでした。
元旦、蔦重は瀬川が残した手紙を受け取ります。
“元花魁と吉原者の二人が営む本屋は、吉原の中でささやかに営むならうまくいくだろう。けれど、吉原を改革して大きな仕事をするには、元悪徳金貸しの妻で花魁だった自分がいては、足をひっぱってしまう”と書いた手紙でした。
涙を流しながら手紙をしたためる瀬川の姿と手紙の朗読に、そ、そんな……と息を呑んだ視聴者がほとんどでしょう。最後のしめくくりの言葉は「長い長い初恋を、ありがた山のとんびがらす」。
もらい泣きしつつ、せっかく一緒になったのになぜと悔しい切ない思いをした視聴者がほとんどだったはず。
“好きな人のため自分の身を投げ出す” 瀬川らしい辛過ぎる選択でした。