『べらぼう』愛の告白に胸キュン!松平定信(井上祐貴)──ツンデレなオタク全開!10の魅力【後編】 (8/9ページ)
お互いに「この人も自分と同様、生涯忘れられない罪悪感を背負いここまで来たのだな」と思ったことでしょう。
今までずっと、定信に対して感じ悪く接していた蔦重が初めて「ご一緒できてようございました。」と丁寧に頭を下げたのには、ぐっと来ました。二人の心がやっと歩み寄った瞬間。
照れ臭さもあったのか、「今後はよい品物は白川に送るように。抜け目ない商人に千両も取られたゆえ、倹約せねばならぬ」と嫌味で返すところが定信らしい。(ほんと「そういうとこですよ」)
そして、店頭の黄表紙本をどんどん手に取っていくちょっと大人気ないところも笑えましたね。(春町の本は豆腐桶に入ってました)
籠の中で待ちきれないとばかりに、ニコニコ顔で黄表紙を読み始める定信。SNSの「コミケ帰りの戦利品を帰りの夜行バスで見ちゃう人」という例えがまさにぴったり。こちらも思わず微笑んでしまうような、定信がかわいい場面でした。
コミケ帰りのホクホク顔の定信。NHK大河「べらぼう」公式サイトより
実は文学好きで豆本作家の一面も井上祐貴さんがまさにドハマリ役だった松平定信。
史実では、定信は豆本作家の面もあり、現存しているものだけでも160冊以上あるとか。隠居後は時間があると豆本を作っていたそうです。