『べらぼう』本は総合芸術!壮大な夢噺のラスト飾る“屁”の大合唱!爆笑と号泣の賑やかな最期【後編】 (4/12ページ)
最初に馬琴が立ち上がると「俺は描くぞ!俺は描くぞ!待っておれ!」と涙ながらに宣言しつつドタドタと帰っていきます。相変わらず、騒がしい馬琴ですが、涙を堪えて頑張る!というストレートな思いがぐっと来る場面でした。
「どんな本が作りたいんだ」と尋ねるチーム蔦重。「なんだってやる」。こんなセリフを長年一緒に仕事をし続けてきた仲間に言ってもらえるとは。まさにプロデューサー・本屋冥利に尽きるのではないでしょうか。
最後の頼みを伝える蔦重。NHK大河「べらぼう」公式サイトより
ここから、一人一人に蔦重の遺言といえるバトンが渡されることになりました。
北尾政演/山東京伝(古川雄大)には「諸国めぐりの話」を。
「人の気性によって国が分かれていくような話を。愚直な人の国、頑固ものの国、「人の性分を書くときの山東京伝は古今無双だからよ。」。嬉しそうな京伝でした。感性が鋭く器用な分、ある程度のものは簡単に作れても、通をうならせるものを作るのが難しかった京伝を導いたのは蔦重でした。