【豊臣兄弟!】秀吉の草履エピソード、実は『べらぼう』時代に誕生。歌麿も影響された「絵本太閤記」の創作だった (4/9ページ)

Japaaan

実際に「なぜ、桶狭間の戦いに織田は勝てたのか」にはさまざまな説がありますが、このドラマでは、小一郎(秀長)の機転や判断力により勝利をもたらしたという展開になっています。

さらに、桶狭間の勝利の褒美に「銭がいい!」と明るく答える小一郎に、草履を片方ずつ兄弟に分けて与えて、「草履は片方だけでは何の役にも立たん。互いに大事にせい」と、毛利元就の「三本の矢の訓え」のようなセリフが出て、“豊臣兄弟の結束が強まる”という展開。

そんな信長の弟とはうまくいかなかったダークな回想も挟み込み、いろいろ詰め込まれていましたが上手い流れだったなと。

NHK大河「豊臣兄弟!」公式サイトより

秀吉の“草履”エピソードは「べらぼう」の時代に誕生

今回、重要な役割を果たした“草履”ですが、冒頭で触れたように、“秀吉が懐で温めた忠義話”を史実だと裏付ける資料は存在していないそう。

豊臣秀吉の死後、約200年後の貫政9年(1797)、あの「べらぼう」時代に誕生した『絵本太閤記』「藤吉郎小牧山算樹木」の部分に登場する創作話です。

貫政9年といえば、あの蔦屋重三郎が、47歳で亡くなった年(5月31日)。

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