【豊臣兄弟!】大嫌いになり申した!小一郎が信長に示した信じる力、豊臣にあり織田になかった“兄弟の絆” (2/10ページ)
愛する妻のため調略に応じた大沢殿がそんなこざかしいマネするか!と思いつつ、ノブは即決過ぎ?と感じたのですが、やはり訳ありでしたね。
「吟味もせず大沢殿を斬っては、この先誰も織田の味方にはならない」という小一郎に、信長は翌日までに「大沢の無実を証明しろ」と猶予を与えます。
実は、荷物に武器を仕込んだ犯人は、ほかならぬ信長でした。次郎左衛門の力量を恐れ、寝首をかかれる前に殺してしまうための罠だったのです。
次郎左衛門を斬れば、人質の藤吉郎も当然斬られることも承知のうえでしょう。
※関連記事:
【豊臣兄弟!】後に藤吉郎(秀吉)と対立し非業の末路…戦国武将・佐々成政(白洲迅)の壮絶な生涯思い返せば、信長の信条は“戦わずして勝つ”ことでした。
「美濃攻め」の前哨戦は被害を少なく成果をあげたいもの。そこで、次郎左衛門に無実の罪を着せて斬る。身分の低い“猿”が犠牲になっても仕方あるまい……そんな冷酷な判断があったのでしょう。
信長の“藤吉郎の命を軽んじる発言”に、小一郎の瞳に暗い怒りの炎が静かに燃え上がりました。
