【豊臣兄弟!】大嫌いになり申した!小一郎が信長に示した信じる力、豊臣にあり織田になかった“兄弟の絆” (5/10ページ)
自分の嘘が藤吉郎の力になるとは思いもしない家康。(NHK大河「豊臣兄弟!」公式サイトより)
母なかは藤吉郎の『人を信じる力』を信じていた?今回驚いたのは、藤吉郎が「信長の罠」を前田利家(大東駿介)から事前に聞かされていたこと。「信長は、次郎左衛門に無実の罪を着せて殺すつもりだ」と。
けれど、藤吉郎は「殿は、調略に応じれば大沢様の城と領地は安堵すると申した。わしはその言葉を信じるだけだ」と笑顔で言ってのけました。
いざという時の他のプランも用意せず、ただひたすらに信長を信じ切る姿は印象的でした。
あの人たらしな藤吉郎の『人を信じる力』の強さは、いったいどこから来ているのでしょうか。
母親のなか(坂井真紀)が、藤吉郎を心配して落ち込む寧々(浜辺美波)に、「あの子は不死身だから」と笑顔とともに言います。
この言葉の中に真理があるのかもしれません。おっかさんだけは、のちの太陽のように輝く秀吉の姿が見えていて「だから大丈夫」と言っているような、不思議な感じがしました。
史実では、寧々はなかのことを非常に大切にしたと伝わります。もしかしたら、こんなふうに、なかがいつも「大丈夫よ!」と包んでくれる人柄だったから、慕っていたのかもしれません。