<セミナーレポート>AI時代における「人的資本経営」とは トイトイ合同会社 代表 永島氏が語る、経営・人事・管理職が結ぶ新しい関係性 (6/11ページ)

バリュープレス

当事者意識とは、単なる責任感や積極性ではなく、今、何が起きているのか(状況理解)、この状況で何をすべきか(役割理解)、組織はどこに向かっているのか(全体理解)を踏まえ、自らの役割を捉え続けることにあります。与えられた業務をこなすのではなく、「何のための仕事か」「どの価値に貢献しているのか」を問い続ける姿勢が求められます。

一方で、観察力も不可欠です。AIはデータから最適な選択肢を提示できますが、現場の変化や違和感を捉え、その意味を見出すことは人にしかできません。観察力とは、数値に表れない兆しや空気感を捉え、そこから課題を見出し、問いを立てる力です。

つまり、当事者意識が「問いを持つ姿勢」、観察力が「問いを見つける力」であり、この二つが組み合わさることで、AI時代における人の価値が発揮されます。

こうした変化は、時代の流れのなかで「人事の在り方の進化」とも深く関係しています。(下記図参照)

この流れの中で、人事には従来の制度運用に加え、現場の管理職を支援しながら、経営と現場をつなぎ、人材の配置・育成を担う役割が求められます。マネージャーテックの進化により、AIが管理職の意思決定を補完し、人事は全体を俯瞰しながら必要な場面で関与する形へと変化していきます。


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また、AIエージェントやスキルテックの進化によって、これまで分断されがちだった経営と現場の関係も補完されつつあり、人事の役割の実現可能性は高まっています。

このような変化の中で、「人事とは何を担う存在なのか」という問い自体が改めて問われています。

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