朝ドラ【風、薫る】大塚直美(上坂樹里)に「何がしたいの?」と突きつけた宣教師・メアリーの実在モデルは? (5/8ページ)
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婦人一致海外伝道局より中国宣教に派遣された頃の、メアリー・トゥルー(wiki)
女性教育や社会進出が遅れていた日本に「種を蒔く人」さらに、マリアは、日本で看護婦養成学校を設立するため本国に働きかけます。しかしながら、在日医療伝道宣教師・医師のヘボンらは「訓練を受けた看護婦を雇うのは金持ちができる贅沢。日本は看護婦を必要とする文明程度にはない」と反対します。
けれど、マリアは「家の中で病人が出たとき、日本の婦人たちは快適さと世話に対して喜んでお金を支払う意志がある」と反論。
新しい社会を作るために女子教育に燃える女性宣教師と、古い価値観の男性宣教師との確執のすえ、ようやく明治19年(1886)「桜井女学 附属看護婦養成所」を開設します。
りんのモデル・大関和はその看護婦養成所に入学、同期には直美のモデル・雅もいました。
マリアはそれ以外にも、体調を崩した女性を静養させる「衛生園」という女性用療養施設に着工したり、桜井女学校内に幼稚保育科や女子独立学校を設置したりなどに奔走しました。
さらに、閉鎖の危機に陥った看護婦養成所の存続のために尽力したものの、明治29年(1896)に体調を崩し衛生園にて51歳の生涯を終えました。