『豊臣兄弟!』浅井三姉妹だけではなかった…姉川で全滅した“浅井四兄弟”の壮絶な最期 (5/9ページ)
いつも力を合わせて戦い続けてきた四兄弟ですが、この姉川大合戦であえなく散華したのでした。
浅井四兄弟の官途名まとめ
ゲンバノジョウ(玄蕃允)の方がモクノスケ(木工助)よりカッコいいし強そう?(イメージ)
彼らは普段から諱(いみな。実名)ではなく、通称(成人男性が名乗る)や官途名(主君から名乗りを許された非公式の官職)で呼び合っていました。
なぜなら諱は忌み名とも言う通り、直接呼ぶことはたとえ部下に対してでもタブーとされたからです。
ここでは浅井四兄弟それぞれの官途名をまとめました。戦国時代に入ると有名無実となっていましたが、どんな職掌があったのでしょうか。
玄蕃允(げんばのじょう/ほうしまらひとのじょう)玄(ほうし):僧侶の在籍管理や朝廷における仏事法会の指揮監督。
蕃(まらひと):外国使節や異民族の饗応など。
允:三等官(じょう。従七位下相当)
雅楽助(うたのすけ/うたまいのすけ)雅楽(うた/うたまい):朝廷における管弦や舞楽(いわゆる雅楽)。
助:二等官(すけ。従六位上相当)
斎宮助(いつきのすけ/さいくうのすけ)斎宮(いつきのみや/さいくう):斎宮(伊勢の神宮に奉仕する未婚皇女)のお世話など。
助:二等官(すけ。正六位下相当)
木工助(もくのすけ/こだくみのすけ)木工(もく/こだくみ):朝廷における造営事業(材木調達や職人の手配など)
助:二等官(すけ。正六位下相当)
こうして並べて見ると、明らかに長兄の玄蕃允が格下に思えてしまいます。