朝ドラ【風、薫る】フユは本当に嫌な先輩?実在モデル・吉村セイは若き看護婦を導き慕われた“人格者”だった (7/8ページ)

Japaaan

大関和と井上雅のこんなやりとりは、感情的になりやすく突っ走るけれども患者の心に寄り添うりん、冷静に現場やプロセスを観察して物事の本質を突く直美という、ドラマの中のりんと直美を彷彿させますね。

彼女たちが帝大病院に勤めるようになった明治21年(1888)から137年も経っているというのに、令和の現在でも「看護婦はやって当たり前」な横柄な態度の患者をたまに見かけます。大病院では「患者によるハラスメントに対する警告」のポスターも貼ってあったり。

最近では「ナースステーションで看護師が水を飲んでいた」という意味不明なクレームもありました。他病院でもよくあるそうで、病院側も患者から見えないところで気を遣って飲むなど配慮しているそう。

このような「看護婦はやって当たり前」「看護婦は休むな」な考えの苦情があること自体が恥ずかしく感じてしまいます。

いつも、りんにタイミングよく声をかける直美。いいバディになってきました。NHK「風、薫る」公式サイトより

看護学生りんとベテラン看病婦フユは手を結べるか

「風、薫る」の原作となった『明治のナイチンゲール 大関和物語』の著者・田中ひかるさんは、コロナ禍になって「感染の危機にさらされる中でも仕事を遂行する看護師さんはすごい」と思って、日本の最初の看護師さんたちについて調べて、この本を書いたそう。

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