『豊臣兄弟!』小一郎が悪辣城主に怒りの鉄拳!まさかの父子共演で描かれた竹田城攻めを史実とともに考察 (4/11ページ)

Japaaan

“百姓時代の知恵“を戦術に反映する小一郎(NHK大河『豊臣兄弟!』公式サイトより

“百姓マインド”が残っているゆえの「水断ち」発想か

囲まれたことに怒る城主・太田垣輝延は、城内に水が3日分としかないと聞き、「半分の水はわしの所へ持ってまいれ!家臣が主君を守るのは当然であろう」と驚きの発言。

あまりにも器の小さい発言に、家臣の間にも動揺が走ります。「皆、こいつ(輝延)のデコに退職届を叩きつけ辞めてくれ!」と願った瞬間。

「水」が飲めないと人間は2〜3日で生命維持が困難になるそう。ある意味、血を流す戦いより「水の供給を断つ」のは残酷です。「水」が原因で人は殺し合いに至ることは、“百姓マインド”が残る小一郎は知っているはず。

「水絶ち」なら相手もすぐに降参し斬り合いをせずとも済むとシンプルに思ったのか。

それとも、秀長(小一郎)は「自殺者がでるほど冷酷な財政政策を行う面も持つ」ことへの布石なのか。

いずれにしても、敵の大将は「死んでも戦え!」な人で、水の枯渇では降伏しないとは思わなかったのでしょう。

今回の無血開城は、ドラマならではの創作ストーリーです。

たとえば、『信長公記』においては「岩洲城も落とし、小一郎は城代に」という短い報告程度。

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