『豊臣兄弟!』小一郎が悪辣城主に怒りの鉄拳!まさかの父子共演で描かれた竹田城攻めを史実とともに考察 (8/11ページ)
“両兵衛”の静かなバトルも見どころ
今回初登場した、小寺官兵衛尉孝高(のちの黒田官兵衛)。前回、〜近づく竹中半兵衛(菅田将暉)の最期…〜という記事で、黒田VS竹中の人物像・戦略・交渉術・人間性に関するエピソードを比較してご紹介しました。
初出会いが楽しみだったのですが、なかなか火花が散っていたのが評判になりました。
ツヤツヤで若さ溢れる頭の切れる黒田官兵衛が、話すたびにドヤ顔で半兵衛を見るのに対し、色白で儚げ感が強くなった半兵衛がカチン!ときて変顔で対抗するのも面白かった。この二人の今後がどう変化していくのかも見どころです。
さて、ドラマでは天正5年11月、上月城目指し途中で福原城攻めにかかっていたときのこと。わざと戦略に「穴」を作り官兵衛が気づくかどうか試す秀吉と半兵衛。
その「穴」を発見したときの官兵衛のドヤ顔は最高でした。秀吉に「よし、官兵衛の策でいこう」言われ、口を「への字」する半兵衛。官兵衛は自信満々に「おまかせくださりませ」と秀吉に頭を下げたあとに、半兵衛をちらと見やり「ふふ〜ん」とばかりの煽り顔をするのも面白かったです。
「ああも得意気になられると腹が立ちます」という半兵衛に、笑いつつも「…何か急いておるのか」と心配する秀吉。このドラマでは、自分が愛する人(弟とか)の心の機微に敏感です。