『豊臣兄弟!』小一郎が悪辣城主に怒りの鉄拳!まさかの父子共演で描かれた竹田城攻めを史実とともに考察 (5/11ページ)
『武功夜話』では、「諸手より鉄砲三百挺先を相揃え打入り候えば、遂に叶わず降参、城を相渡し退き候なり」と、「竹田城なりに抵抗するも三百挺の鉄砲隊に攻撃され、城を明け渡して退散」したとありますが、それ以上の説明は書いていない様子。
いかにも「難攻不落の城」というイメージのある竹田城の石垣は、大田垣氏が没落した後、廃墟になった土地に石垣が積まれたそう。わりと史実はそっけない感じのようです。
敵に囲まれ、自分だけ水を確保しようとした竹田城主・太田垣輝延(NHK大河『豊臣兄弟!』公式サイトより)
驚くほど器が小さい暴君ぶりが際立っていた城主小一郎からの「降伏すれば命は取らぬ」という手紙を「誰が降伏などするものか」と捨てる太田垣輝延。「何とかして水を持ってまいれ!」と命令するも、城内には枯渇死寸前の兵がいることを知る家臣たちはもう無言です。
一方、小一郎軍は高虎が竹田軍の水汲み場を発見。篝火を消し「軍は引いた」ように見せかけ、水を汲みにきた敵兵たちを捕まえます。刃を抜いて戦おうとする竹田城の兵たちに「まずは心ゆくまで水を飲んで」といい、家臣の上垣清重(松本実)に「話を聞いて欲しい。お主たちの命たちを救いたい」とある提案を持ちかけました。