『豊臣兄弟!』織田信澄は“過去からの刺客”!本能寺の変へ導く、業の深い兄弟の絆と信長・光秀の悲劇 (9/11ページ)
つまり、光秀と信澄が組んで謀反を起こしたという決定的な証拠はいまだにないようです。
「父の無念」をずっと果たそうと思っていた織田信澄。(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより
豊臣兄弟の「愛ある行為」が信澄を野に放った本能寺の変の理由として、「豊臣秀吉黒幕説」があります。
根拠としては、信長の死で最も利益を得て天下人となったから。
また、備中高松攻めをしていたのに一報を受けてから「中国返し」といわれるマッハの速さで京都に戻ったこと(事前に知っていたのでは?という推測)などが理由です。
もちろん、決定的な史料や証拠などはないようです。
ドラマ内では秀吉と秀長は、羽柴ファミリー陽キャパーティーを開き信長を笑わせることに成功、それに乗じて「信澄を許してほしい」と懇願ました。
信長は激怒しますが、寧々(浜辺美波)を筆頭に、あまりの羽柴女性陣営の破天荒さにばかばかしくなりふと肩の力が抜けます。
自分に向けられるまっすぐな「愛情」には弱い小栗ノブ。「上様大好き」攻撃に破顔一笑、酒飲み勝負で「秀吉が勝てば信澄を許す」と譲歩します。
倒れるまで飲んだ信長は秀吉に負けますが、翌朝、長浜城の天守で空を見上げながらすっきりとした表情を見せました。
「信澄に信勝をみていた、自分の目が曇っていたのかも。よくわしを諌めてくれた」と、素直に秀吉に礼をいいました。