『豊臣兄弟!』織田信澄は“過去からの刺客”!本能寺の変へ導く、業の深い兄弟の絆と信長・光秀の悲劇 (1/11ページ)
『やはり……わしが許せぬか?』
かつて成敗した弟・織田信勝(中沢元紀)の子・信澄(緒形敦)の「裏切り」を疑い、問い詰める織田信長(小栗旬)。
裏切りが重なり疑心暗鬼に囚われて、余裕を失ってしまったかのようでした。
「血も涙も無き覇道の者、それが織田信長よ」とお市(宮﨑あおい)に語っていた信長ですが、目からは光が消え孤独と疲弊が滲み出ていた前回。
NHK大河「豊臣兄弟!」第26回『信長を笑わせろ!』では、そんな信長をさらに追い詰めるような出来事が起こります。
それは、謀反人の弟の子ながら命を助け、信頼して重用してきた甥・信澄に対して抱いた疑惑でした。
豊臣兄弟のキラキラ輝くような『陽』の絆に対して、織田兄弟の『陰』の絆(業とも)の対比が、対照的に描かれた今回。
この「陽」と「陰」に別れた兄弟の絆が明智光秀(要潤)を『本能寺の変』に導いていく……そんな展開となった第26回を史実に残る記録とともに考察してみました。