【豊臣兄弟!】光秀・秀吉、涙の茶室。“主”は違えど忠義は同じ…始まる豊臣の「天下への道」 (4/8ページ)

Japaaan

「よくもそんな平静なことを!」と怒る池田恒興に対し、「平静?」「わしのはらわたはにえくり返っておりますぞ」といった時の秀吉の顔がすごかった。

今までの秀吉とはガラッと変わった別人のような表情でした。顔つきも声も、すでに「これからなっていく豊臣秀吉」そのもの。

高い演技力が評価をされている池松壮亮さんですが、この目つきや声の変わりようは、ネットでも驚きの声が上がっていましたね。

けれども、そのときの表情は微塵も出さず、秀吉は静かに座して茶の準備をしつつ光秀を迎え入れたのでした。

竹藪で囲まれた明智光秀。(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

「自分が上様を死に追いやった」という後悔

仏間と見られる狭く暗い部屋の中で、光秀をもてなす茶をたてる秀吉。

信長から「毛利を倒した暁には茶会をしよう」といわれていたので練習をしていたのでしょう。

そして、静かに「教えてくだされ。なぜ?上様を討った。信澄様と手を結んでおられたのか」と聞きました。

光秀は「こたびのことはわしがひとりで決めたこと。たまたま好機に巡り合っただけ。」と否定します。

「安堵致したか?わしからその言葉を聞きたかったのだろう。上様が死んだのはおのれのせいではないと思いたかったのだろう。」

「その通りじゃ。お前などかかわりなきこと。思い上がるでないわ。やったのはわしじゃ。わしの手柄じゃ」と激昂します。

何もかもお見通しの光秀。

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